カナダ渡航172日目 ~トロント本校で素晴らしい光景を見る そして 日本で待っている 皆を思う~

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4月末より、5月の末まで ヴラディミアが 
フロリダとヨーロッパのダブルツアーで 3週間本校を留守にする との事で、
クラスを生徒の アレックス  ジェイソン アイバン そして ツインズが リードする事になりました。

そんな主が留守が3日続き 「あれ?マックスは?」 本校ナンバー2の マックスの姿が見当たらない。
なんとマックスまで セミナー依頼で1週間留守だと言う。
ここまで来ると 正直皆の動揺は 言葉を交わさなくても伝わって来ました。

そして、心配していたその日がやって来ました。
練習生は 普段の3分の1。
来なくなる人や、来てもガッチ・ガッチのファイトしてしまう人、打撲や締め技で横たわる人 多数。
やはりこうなってしまった。

ヴラディミアがいても ファイトしてしまう人は していたし、
他者にキズカレズ仕留める事が出来るのが システマだから 無理もない と言えば 無理もない。
しかし この無法状態を一変してしまった人物が 写真の人。
そう アレックス その人でした。 

アレックスは 1生徒として、日に2回練習に参加していました。
そして常にハードになる人の相手をしていました。
ハードな人たちは、アレックスから1本取りたいが為に、馬乗りになったりして、更にハードになっていきます。
そしてパートナー交代の声が掛かる頃には、ハードガイも アレックスも オーバーヒート寸前の状態。
そんなハードガイを何人もこなし、アレックスは 毎日疲労困憊。

その様な日が1週間続き、この日のリードは アレックス。

なんと この日の練習参加者の多いこと。
ヴラディミアの日でも25人を超える事は、わたしの滞在中5ヶ月で2度あったくらい。    
しかしこの日は 30人を超えていた。

そして、この日の アレックスは 違っていた。

いつもぎりぎりの攻防をしていたハードガイの皆さんが 手もなく たやすく テイクダウンされている。
いつものアレックスとは 明らかに違う。

そんな中、デモンストレーションで わたしも指名されました。
手と手が触れた瞬間 「あっ 柔らかい」 と感じた時には、わたしは天井を見ていた。
なにが起きたかを確かめようと 同じ手で同じ動作で向かって行くと、今度は 畳の目を見ていた。
「えっ この感覚は ヴラディミアそのものだ」と。

あたかも ヴラディミアが 
( さあ、わたしと長年トレーニングして来たアレックス あなた自身の力を 気兼ね無く 遠慮無く 出して御覧 ) 
とでも言われた かの如く、自由に動いていた。

少し考えたら理解できますが、どんなに優れたインストラクターでも ヴラディミアの前では緊張するし、
留守中 生徒に怪我もさせまいと気も遣う。
アレックスは 実力で それを示す事にしたんですね。

この日までは、ハードガイの皆さんの持て余したパワーを 消化吸収してあげていたんですね。

その日以来 他のインストラクターも本来の実力を示し、それはそれは 貴重な体験をさせて頂きました。
この日から ゼットラーの凄みを増しました。

普段ヴラディミアから指導頂いているから 言えるのですが、
留守の現場を体現出来た事が トロント修行での 一番の勉強に成りました。

ヴラディミアの留守 生徒がどの様になるか、
インストラクターや生徒たちが本校から巣立っていったら、どの様に成っていくのか? いかないのか?

そして わたしは想う
日本で待ってくれている 生徒 仲間 兄弟   そして愛するひと を。

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